“自己肯定感”がぐんぐん高まる!ママから子供への『魔法の言葉』

子供の成長にとって最も大切な要素とも言える”自己肯定感”。
これは「自分には価値がある」「自分は大切な存在だ」と自らの存在を前向きに認めることができる感覚のことです。
人間関係はもちろん今後の人生のすべての基礎となるこの力を育むには、家庭での声かけが大きな役割を果たします。
そこで今回は子供の自己肯定感を高める『魔法の言葉』をご紹介します。

「どうしたの?」

親がして欲しくないことを子供がしてしまった時、話も聞かずに叱っていませんか?
つい頭に血がのぼってしまいそうな場面も、まずは子供の言い分に耳を傾けるようにしましょう。
聞けば思わず「そうだったの!」と思ってしまうような理由が隠れているかもしれません。

「きちんと話を聞いてもらえた」という感覚は、「自分は大切にされている」という感覚を育みます。
落ち着いて理由を聞けば、そのあとのママの声かけもきっと違ってくるはずです。

「どうすればいいと思う?」

子供が問題を起こして困っている時、落ち込んでいる子供の姿を見るのが辛くてついついアドバイスをしたくなってしまいますよね。
しかし、子供自身が解決法を考え実行することは、自分自身への信頼を高めるためにとても大切です。
まずは思いつく選択肢をできるだけ多く引き出してみましょう。
もちろん非現実的な解決策がたくさん出てきても構いません。
その中から実際にできそうなものを一緒に考えて、実行するお手伝いをしてあげてください。
これはなかなか言い聞かせても変わらない「夜更かしする」「宿題をやらない」といった問題がある場合にも有効ですよ。

「やってみたら?」

「辛い目にあって欲しくない」「怪我をさせたくない」子供を大切に思う親なら誰もがそう願います。
しかし、子供を大切に思うあまり、心配しすぎるのは「あなたを信じていない」というメッセージを送っているのと同じこと。
子供自身が成長するチャンスを潰してしまうことにもなりかねません。

教えるべきは「失敗しないこと」ではなく「失敗しても大丈夫」ということ。

失敗しても悲しくなっても、落ち込んでも怒っても大丈夫。
子供には自分で立ち上がる力が必ず備わっています。
子供が持つ強さを信じ、背中を押してあげましょう。

小さな声かけの積み重ねが、大きな変化を起こします。
子供が自分を大好きになれるような言葉をたくさん伝えてあげてくださいね。

文/BOYTOY
編集協力/株式会社ハー・ストーリィ
掲載日/2020年7月30日