TOKAIグループの会員サービス
(この記事を読むのにかかる時間:約2分)
今年も線状降水帯などによる大雨の影響で、各地で被害が発生しています。
「自分は大丈夫」と思っていても、災害はいつ襲ってくるか分かりません。いまいちどご自宅の防災対策を見直してみましょう。
自宅の屋内、屋外それぞれで、災害が発生する前にできる対策を実施しておきましょう。
<屋内>
■停電時の懐中電灯・ラジオの準備
充電池や乾電池は使用していなくても時間の経過とともに少しずつ蓄電量が減少していきます(自然放電)。定期的に使用できるか確認をしておきましょう。
■避難時の非常持ち出し袋の準備
最低でも3日分の備蓄を準備しておくとよいでしょう。(くわしくは「防災備蓄のポイント」へ)
■浸水に備えて家財道具・食料品・衣類・寝具等の生活用品を高い場所に
例えば、テレビを床に直置きするのではなくテレビ台の上に置くなど床から少し高いところに設置することで、浸水被害から免れる可能性が高まります。
<屋外>
■屋根にひび・めくれ・剥がれ・割れ・ズレがあればビニールシート等でケア
暴風雨が来る前に補修工事が間に合わなければ、ビニールシート等で応急対策をしておきましょう。
■雨戸や雨どいに緩み・がたつき・腐り・継ぎ目の外れ・落ち葉等の詰まりがあれば補強・掃除
雨水が滞留して浸水したりしないように、水の流れる経路がきちんと整備されていることを確認しておきましょう。
土石流は山腹や川底の石、土砂が長雨や集中豪雨などによって一気に下流へと押し流される現象です。
時速20~40kmという速度で一瞬のうちに人家や畑などを壊滅させてしまいます。
次の5つのうち1つでも確認できたら要注意!と覚えておきましょう。
1.山鳴りがする
2.木立が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえる
3.急に川の水が濁り、流木が混ざり始める
4.腐った土の匂いがする
5.降雨が続くのに川の水位が下がる
事前に近くの危険個所を確認しておき、指定されている避難場所や連絡方法について、普段から家族で話し合い避難経路も確認しておきましょう。
ハザードマップや避難所の地図、非常持出袋を用意し、危険を感じたら活動しやすい服装に着替えて、いつでも避難できるようにしておくことも必要です。
いかがでしたか。
万一災害が発生したとしても事前に準備や心構えをしておくことで、少しでも被害を減らすことができます。無理のない範囲で、早めの対策を行っておきましょう。
TOKAIの「防災ハンドブック」では、その他にも災害に役立つ情報をシーン別に累計100項目以上掲載しています。
今回の内容は「水害に備えるACTION」に掲載した内容から一部抜粋したものです。
【防災アクション #2】 水害が発生したら
【防災アクション #3】 在宅避難という選択
【防災アクション #4】 避難時の注意点!
【防災アクション #5】 どうする?避難生活