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各地域で開設される避難所では地域の住民全員を受け入れることができない場合、避難所への入所は自宅を失った人が優先され、建物が無事な住民はできるだけ在宅避難を求められることがあります。
今回は在宅避難する際の準備や確認事項について取り上げます。
※洪水ハザードマップで自宅が浸水想定区域にあり安全に在宅避難ができない場合は、水害が発生する前に自宅を離れ安全な場所に避難するようにしてください。
以下の場合は自宅に留まり安全確保をすることも可能とされています。
・洪水により家屋が倒壊又は崩落してしまうおそれの高い区域の外側である
・浸水する深さよりも高いところにいる
・浸水した場合、水がひくまで我慢できる水・食料などの備えが十分にある
(参考:内閣府「避難行動判定フロー・避難情報のポイント」)
自宅の状況をよく確認し、在宅避難が可能か判断してください。
在宅避難をする場合は、自宅のより上の階に避難します。
家屋の状況(床、壁、天井等)を確認して、安全に家の中での生活空間が維持できるか確認しましょう。
次に、生活インフラの確認をしましょう。
上下水道、電気、ガスの生活インフラが止まっていないか確認し、止まっている場合は復帰した時に備えて元栓を閉める等の対応をしておきます。
生活インフラが止まってしまった場合の代替として、蓄電・発電機、カセットコンロ等を準備して、排水設備の使用法や近所の給水拠点の確認をしておきましょう。
生活する上で必要なものはあらかじめ準備しておきましょう。
・3日~1週間分の水・食料の備蓄
・寒さ・暑さへの備え
・調理器具
・食用品ラップやウェットティッシュなどの多用途に使える便利グッズ
・眼鏡や生理用品等の普段使っている、無くなると困るもの など
水・食料は家族の人数分となると大量になります。
ローリングストックなどで工夫しながら、事前にできるだけの備蓄をしておきましょう。
また一人ひとりで必要となるものは異なります。
薬やおむつ等、自分や家族に何が必要なのかをよく考えて準備をしましょう。
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今回の内容は「在宅避難のACTION」に掲載した内容から一部抜粋したものです。
【防災アクション #1】 水害に備えよう
【防災アクション #2】 水害が発生したら
【防災アクション #4】 避難時の注意点!
【防災アクション #5】 どうする?避難生活