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災害が起こった後、安全に避難するにはどうしたらいいでしょうか?
「#2. 水害が発生したら」でも少し触れていますが、今回はその他に注意するべき点についていくつかご紹介します。
災害発生後は、自宅や家族の状況を確認しましょう。
避難情報、2次災害や火災・家屋倒壊の危険性、ライフラインの状況などを確認して、自宅に留まるか避難するか判断します。
在宅避難の場合の判断基準は前回の「#3.在宅避難という選択」にて紹介していますので参考にしてください。
TwitterやFacebookなどのSNSは貴重な情報源です。
しかし災害時は、不正確なうわさや情報が流布することがあります。すぐにそのまま信じず、それが果たして本当に正しい情報なのか確認することを心がけてください。
SNSはまた連絡手段として役立ちます。
自分だけでなく大切な人にも、電話以外の通信手段として普段から使い慣れておいてもらいましょう。
もしも避難するときの待ち合わせ場所を伝えるときには「公園」だけではなく「公園の時計の下」など、できるだけ具体的に伝えるようにしましょう。
ただし、ITに不慣れな高齢者、災害時要配慮者向けの対策として、ドアの内側へ張り紙をするなどのアナログな手段も検討しておきます。
(ドアの外側に張り紙をすると、家に誰もいないことが明白となり、空き巣被害が発生する可能性が高まります)
夜間の避難では見通しが悪く、転倒や側溝への転落などの危険があります。明るい広い道を通行する等、注意が必要です。
特に停電時には、懐中電灯やヘッドライトなどで目視確認を行いながら足元に注意して避難するようにしましょう。
夜間に限らず妊娠中・後期の妊婦は、小さな段差等もお腹で見えにくくなります。また豪雨の中、乳児・幼児を抱えての避難も非常に危険です。妊婦や乳幼児、高齢者、肢体の不自由な方がいるご家庭は警戒レベル3の「高齢者等避難」が発令されたら、できるだけ明るいうちに速やかに避難を開始して安全に過ごしてください。
TOKAIの「防災ハンドブック」では、その他にも災害に役立つ情報をシーン別に累計100項目以上掲載しています。
今回の内容は「避難時のACTION」に掲載した内容から一部抜粋したものです。
【防災アクション #1】 水害に備えよう
【防災アクション #2】 水害が発生したら
【防災アクション #3】 在宅避難という選択
【防災アクション #5】 どうする?避難生活