災害ごとの防災ACTION 避難時のACTION

自宅にいられないを想定しよう!
避難時の服装

避難時の服装

避難する時の服装に配慮する。 ①火が付きやすい化学繊維の服はさける ②長袖・長ズボン、軍手を着用して肌露出を避ける ③はきなれた厚底の靴を使用 ④ヘルメット、帽子、上着で頭をおおう ⑤マスクや濡れタオルを装備して防塵する

屋外避難で注意すること

屋外避難で注意すること

屋根瓦の落下、ガラス破片の飛散に注意して、倒壊で押しつぶされないようブロック塀には近づかない。切れたり、垂れ下がっている電線は、電気が通っていると感電の危険があるので、近づかず、絶対に触らない。電線に接触している樹木や看板も同様。ひび割れたビルから落下する外壁やタイルにも注意する。ビルの柱や耐震壁がひび割れると倒壊のおそれがあるので近寄らない。

夜間の避難で注意する

夜間の避難で注意する

見通しが悪く、転倒や側溝への転落などの危険が。明るい広い道を通行するなど、特に注意が必要。夜間の避難時、見通しが悪く、転倒や側溝への転落等に注意して広く安全な道路を通行。夜間の停電時、懐中電灯で目視確認を行いながら足元に注意して避難。

冬の避難時に注意する

冬の避難時に注意する

冬の避難は寒さで体調を崩すことも。避難する時は防寒対策を十分にした上で、ストーブなどの火災発生の原因となる暖房器具の状況も確認する。

余震への警戒

余震への警戒

1週間程度は危険がある。最初の2~3日程度は大きい余震に注意する。災害情報の発信元を確認して、科学的に説明されているか見極める。屋内で、家具や電化製品の傾き、家具固定の外れ、高いところの落下物をもう一度点検する。家屋の耐震性に不安があり、小さな子ども、お年寄り、身体の不自由な方がいる場合は、余震にそなえてあらかじめ安全な場所に避難しておく。

マンションでの被災 揺れの後の移動

マンションでの被災 揺れの後の移動

揺れの後は、エレベーターの自動停止~閉じ込め、復旧までの長期化も要想定。高層階へは階段移動となり高齢者などは出入り困難に。

母子の避難で注意する

母子の避難で注意する

妊娠中・後期の妊婦は、お腹で見えにくい小さな段差等に注意する。必ず誰かと一緒に避難する。乳児と一緒なら、抱っこ紐やスリング等を使用し乳児を抱っこして避難する。幼児と一緒なら、子ども用リュックに、パーソナルカードを用意。必ず靴を履かせる。

肢体の不自由な方に配慮する

肢体の不自由な方に配慮する

車椅子での階段での移動は、必ず2人以上で援助する。上がる時は前向きに、下がる時は後ろ向きにして恐怖感を与えないように注意する。脱出や避難の時で2人以上の救援者がいない場合は、紐で結んで背負うなどして要救援者の両手の自由をきくようにして臨機応変に対処する。

家族の状況確認・判断

家族の状況確認・判断

災害発災後、携帯メール等の通常の連絡手段は使えないこともある。普段から家族で確認している手順により避難行動を行う。

自宅の状況確認・判断

自宅の状況確認・判断

災害発生後に、避難情報、2次災害や火災・家屋倒壊の危険性、ライフラインの状況などを確認して、自宅に留まるか避難するか判断する。

災害時に検討すべき連絡手段

災害時に検討すべき連絡手段

災害時には公衆電話は無料で使用できる。(10円硬貨は必要な場合もあり、停電しているとテレカは使えない)携帯電話は比較的繋がりやすいパケット通信を活用する。PC・スマホでのメール、SNSが有効。ITに不慣れな高齢者、災害時要配慮者向けの対策として、ドアの内側への張り紙などのアナログな手段も検討しておく。

SNSを活用する

SNSを活用する

TwitterやFacebookなどのSNSは貴重な情報源。しかし災害時は、不正確なうわさや情報が流布することがあり、そのまま信じず、正しい情報を得るように心がける。自分だけでなく大切な人にも、電話以外の通信手段に慣れておいてもらう。避難するときの待ち合わせ場所は「公園の時計の下」など、具体的に。