大切な人のための防災ACTION ご高齢の方のための防災ACTION

高齢者の災害用品

高齢者の災害用品

常備薬・お薬手帳、必要な補助器具(補聴器他)、おむつ・着替え、入れ歯・洗浄剤 ・古い眼鏡を捨てずに再利用して用意する老眼鏡 ・下着を汚して替えがない時に役立つ尿漏れパッド ・コンパクトで持ち運びやすく、疲れた時に座れる折りたたみ椅子

移動が困難な人のとっさの安全確保

移動が困難な人のとっさの安全確保

目や体が不自由で移動が困難な人を、丈夫な机やテーブルの下に移動させる時でひとりで運び込むことが困難な場合は、毛布などを下に引き込むことで運びやすくなる。

肢体の不自由な方に配慮する

肢体の不自由な方に配慮する

車椅子での階段での移動は、必ず2人以上で援助する。上がる時は前向きに、下がる時は後ろ向きにして恐怖感を与えないように注意する。脱出や避難の時で2人以上の救援者がいない場合は、紐で結んで背負うなどして要救援者の両手の自由をきくようにして臨機応変に対処する。

避難所で車椅子の方に配慮する

避難所で車椅子の方に配慮する

○入口にはスロープをつける ○玄関、台所、トイレ、浴室の入口の間口を広く、段差がないように注意 ○玄関では開き戸だと閉まらないこともある。引き戸だと安心 ○台所ではシンクの高さと冷蔵庫の位置に注意 ○トイレでは便器に移動できるように便器横にスペースを確保 ○浴室では浴槽の高さ、深さに注意

聴覚が不自由な方に配慮する

聴覚が不自由な方に配慮する

聴覚障がい者は、いろいろな障がいの人がいるので、話すときは近くでまっすぐ顔を向け、口をはっきり動かして話す。文字情報の提供(紙とペン、手のひらに指先で字を書く筆談)、またはボランティアによる手話対応が必要な場合もある。あらかじめ障がい者である旨を災害時に周囲に伝えられる準備もしておく。

健康状態に配慮が必要な人、心身障がい者への手助け

健康状態に配慮が必要な人、心身障がい者への手助け

○安全な場所への移動 ○身の回り(飲食・衛生)の基本的ニーズの確保 ○健康状態の把握と必要な医療サービスの確保 ○支援が必要な人への付き添いと利用可能な支援へのアクセス情報の提供